毎年季節の変わり目になると、必ずと言って良いほど風邪をひいてしまう。そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
私も秋から冬にかけての時期には毎年必ず風邪をひいてしまい、本格的に寒くなってくるとまた風邪をひいてました。体を冷やさないように暖かくして寝たり、手洗いうがいを小まめに行うなど、基本的な風邪予防の対策はしていたのですが、それでも毎年最低3回以上は風邪をひいてしまっていました。
免疫が弱く体質の問題なのかなと思って諦めていたのですが、ある時を境に年間で一度も風邪をひかないようになりました。なぜ風邪をひかないようになったのか冷静に考えてみたところ、要因として3つの事を行なっていた事が風邪予防に効果的だったという事が分かりました。
そこで今回は、風邪をひきやすくてどうにかしたいと悩んでいるあなたに、私が風邪をひかないようになれた風邪予防対策3つの事についてお伝え致します。
家の部屋の中の細菌やウィルスを減らす対策
風邪をひく原因はウィルスです。この目に見えないウィルスは家の部屋の中に無数存在しています。そういったウィルスを減らすための対策として効果的なのは「加湿空気清浄機の設置」です。
今まで加湿空気清浄機を置いた事がなかった私は、会社の同僚からの勧めで加湿空気清浄機を買う事にしました。細菌やウィルスは目に見えないため最初はあまり実感がなかったのですが、なんとその年の冬のシーズンに風邪を一度もひくことなく乗り切れたんです。20年以上毎年冬には複数回風邪をひいていた私にとってはまさにミラクルでした。
原因として考えられるのは、寝る時って無意識に口を開けていたりします。その開いた口から今まで部屋内の大量の細菌やウィルスが入り込んでいたのでしょう。朝起きると突然喉に違和感が発生して結果として風邪をひく、そういった事が定例行事のように起こっていたのですが、部屋の中の細菌やウィルスが加湿空気清浄機によて激減し、口を開けて寝ていても風邪をひきにくい環境になったと考えられます。
加湿空気清浄機はホコリや細菌・ウィルスなどを吸い取ってくれるだけでなく、部屋内を加湿する事で細菌やウィルスの働きが弱まります。ウィルスが減り力が弱まれば、仮に体内にウィルスが入り込もうとも、数が小さく力も弱ければ、あなたの免疫力がウィルスに勝り風邪をひきにくくしてくれます。
そういった事からも、家の中の細菌やウィルスを減らす対策として、加湿空気清浄機の設置は非常に効果的です。
設置する場所についてですが、最低限寝室には設置しましょう。寝ている時が一番ウィルスへの抵抗力が弱まっていますからね。そしてさらに余裕があればリビングにも1台置くと尚効果的です。
鼻から入り込んだウィルスを外へ出す対策
風邪をひいていない時でも、寒い時やちょっと体調を崩した時などは鼻水が出る事がありますよね。この鼻水について「ズーッ」と吸い込んでしまう人、結構多いのではないでしょうか?
もしあなたが鼻をかむのではなく、すする事が多い場合には注意が必要です。
私も以前は鼻水が出るとすすっていました。しかしある時に大学病院の耳鼻咽喉科の先生にこういう事を言われました。
「あなたは鼻水をすする事が多いですか?鼻と喉は繋がっているので、鼻水をすすっちゃうと鼻水に含まれている細菌やウィルスも喉のほうに入ってしまいますよ。鼻水はすするのではなく、かむようにして下さい。」
なるほどと思い、鼻水が出る時にはとにかくかむようにしたのですが、この行為が本格的に風邪をひかないようになった要因であるとも言えます。鼻水は粘膜に付着している細菌やウィルスを流してくれているので、鼻をかむという行為はウィルスなどを体外へ出すという事だったんですね。
鼻水が出た際にはとにかくかんで体外へ出すという行為、これ絶対おすすめです。
免疫力や殺菌力を高める食べ物を毎日食べる対策
どんなに風邪を予防しようとしたって、空気内には無数の細菌やウィルスが存在する以上、口の中には少なからず入ってしまいます。ここで免疫力が強い人はウィルスに打ち勝てますが、逆に免疫力が弱い人はウィルスに負けて風邪をひいてしまう事になります。
そこでおすすめしたいのが「納豆」です。
私は独身であるため、外食やコンビニ弁当を主食としていたのですが、生活費の節約のために自炊するようになりました。そこで納豆は安いしもともと好きだったので毎日夕食に納豆を食べるようにしていました。するとちょうどその頃から風邪をひかないようになったのです。
よくよく納豆を調べてみると、納豆菌には免疫力や殺菌力を高める効果があるというのです。例えばインフルエンザのウィルスについて、実際にマウスを使った実験などでも納豆菌を摂取したマウスとそうでないマウスを比較すると、排泄物から検出されたウィルスが納豆菌を窃取したマウスのほうが圧倒的に少ないという結果があります。
そのほか納豆菌は腸内環境を良くする作用もあるようです。腸のはたらきを良くすると免疫力にも大きく影響します。
このように納豆を毎日食べる事は風邪予防に大きな効果をもたらしてくれていたんですね。
ですが風邪予防に効果があるからと言って、いっぱい食べれば良いかというとそうではありません。塩分の摂りすぎとなってしまいますので、1日3食納豆を食べる事はおすすめ出来ません。最高でも1日2食までにしておいたほうが良いでしょう。
あとおすすめな食べ方ですが、納豆にキムチを入れて食べると美味しいですし、また免疫力アップの効果も高まります。キムチは植物性乳酸菌を含んでいるので納豆と一緒に摂取する事で腸内のはたらきを更に良くしてくれて風邪予防の効果をさらに高めてくれるのでおすすめです。
まとめ
風邪の予防対策にはまだまだ、手洗いやうがいを小まめにする、マスクをする、十分な睡眠をとるなどいろいろとありますが、どれも恐らくは既に実行している人は多いと思います。私も基本的な対策は実行していました。しかしそれでも風邪をひきやすいと悩んでいるのであれば、今回取り上げた事を参考に、取り入れてみてはいかがでしょうか?
風邪予防対策について再度まとめます。
- 加湿空気清浄機を設置することで、部屋内の細菌やウィルスを減少させ弱らせる。
- 鼻水が出る時は、鼻をすするのではなくかむことで、細菌やウィルスを体外へ出す。
- 納豆を毎日食べる事で免疫力をアップさせる。(但し1日2食まで)
以上、私が風邪をひかないようになった要因について3つの事をお伝え致しました。私も相当な頻度で風邪をひいておりましたが、この3つの事はかなり効果があった方法でしたので、あなたにもきっと効果があるはずです。参考にしてみて下さい。