口臭ってホント嫌ですよね。発せられる口臭が悪臭だったりすると、普通に会話をしているだけなのに、避けられやすくなったりします。異性と会話をする際などは、それだけで嫌われてしまったりします。
そんな厄介な口臭ですが、私も長年苦しめられてきました。ちゃんと毎日歯は磨いているのに、なぜか自分の口臭を手で嗅ぐと微妙にくさい。当時交際していた女性からは、ミントガムを差し出されることもしばしばありました。
長年、口が臭くて悩んでいた私ですが、口臭の原因を探り、対策を取った事で改善され、今では自分で口臭を嗅いでも臭いがしなくなりました。ミントガムなどで、その場凌ぎの対策とかしなくても、口臭自体が無くなりました。
そんな私と同じように、口臭に悩まされなんとか治したいと思っているあなたへ、私が取った改善対策についてお伝え致します。
目次
口臭の原因で多いのは何?まずはその原因を知る事から始めよう
口臭の原因には大きく分けて4つあると言われています。
まずは生理的原因による口臭です。
朝起きて口が臭い事ってよくありますよね?これは、唾液の量が少なる事で口の中の菌が増えて口臭を発する原因となるものです。
唾液は殺菌作用がありますので、少なくなると菌が増えてしまうんですね。でもこれは、食事をしたり水を飲んだりして口の中を潤すことで治るので一時的なものです。
次に外的要因による口臭です。
外的要因とは、にんにくなどの刺激的な匂いを発するものを食べた時に口臭が発生するものです。喫煙なども嫌な口臭を発したりしますよね。こういった外的要因によるものも、一時的に発生するものですので、通常時には関係ありません。但し、喫煙習慣がある人はタールが口内に付着する事で慢性的な口臭に繋がってしまう恐れがあるので注意が必要です。
3つ目には心理的な要因による口臭です。
ストレスや精神的不安定な状態などが口臭を引き起こすこともあります。これについては原因の元が精神的なところにあるので、口内環境の改善と言うよりも精神科などで心理的な治療をする必要があるでしょう。
最後に口臭の原因として最も多いのが病的な原因によるものです。
病的な原因とは、虫歯や歯周病によるものが殆どです。こうした虫歯や歯周病は、歯茎などが化膿する事で膿が出て、その膿に菌が溜まり悪臭の発生に繋がります。この病的な原因による口臭を改善し、また予防する事でほとんどの人は口臭を抑える事ができるでしょう。
私は歯茎があまり強くなかったらしく、歯周病になりやすい体質だったのが原因で、ほぼ慢性的に歯槽膿漏などを発症していたことによって長い間口臭に悩まされていたことが分かりました。
以上のように口臭を発する原因にも様々ありますが、まずは自分の口臭の原因がどれに当たるのかを確認する事が改善への第一歩です。
口臭の改善と予防の為に、定期的に必ず行なっておきたい事とは?
口臭を改善するには、口内環境を清潔に保つことが基本中の基本です。
口臭の原因として最も多い虫歯や歯周病は、口内環境を清潔にしない事によって引き起こされやすくなります。なので毎日の歯磨きは当然の事として必要ですよね。
それと、それだけでは口内環境を清潔に保つのはなかなか難しかったりします。一概に歯磨きと言っても、正しい歯の磨き方を知っていて、尚且つそれを毎回実践出来ている人とそうでない人では、口内環境の乱れに差が生じます。歯磨きひとつとっても、結構奥が深いんです。
そこで私がおすすめしたいのが、定期的に歯科医に口内を診察してもらう事です。
歯医者さんに行くのって、歯や歯茎が痛くなってからとか、そういう症状が出てから行くことが殆どです。しかし、悪くなってから治療するのではなく、定期的に口内環境を整えるということのほうが大事です。
歯磨きってどんなに丁寧に行っても、どうしても狭い隙間や歯と歯茎の間の中に歯垢が入り込んで、それが固まってきたりします。そういった汚れの蓄積自体が口臭の原因にもなりますし、歯槽膿漏を引き起こしてこれまた口臭の原因にもなります。定期的に歯科医に汚れを除去してもらう事で、虫歯の予防や歯茎の健康状態を保つことに繋がり、結果として口臭の改善と予防に繋がります。
診察してもらう周期ですが、大体3ヶ月に1回は診察してもらうのがベストです。これはかかりつけの歯科医に相談したら、そのようにアドバイスを受けました。3ヶ月に1回のペースで簡易的な汚れの除去を行って、年に1回くらい歯と歯茎の狭い間の奥のほうまでしっかりと除去するという事をやれば、口内環境は清潔に保つことが出来ると思います。
私の場合も最初に歯垢をガッツリと除去し、また歯茎の治療も行った事で口臭は改善されましたし、また3ヶ月に1回診察する事で、引き続き口臭を発する事もありません。
歯科医の定期的な診察は、口臭防止に非常に効果的ですので是非お試しになってみて下さい。
口内環境を清潔に保つために歯磨き以外でも行なっておきたい事とは?
口内環境を清潔に保つために日頃の歯磨きをしっかりと行うのは当たり前として、それに加えておすすめしたいケアがあります。それは「リステリン」の使用です。
リステリンは誰もがご存知の通り、ドラッグストアなどに行けばどこでも売っておりますし、ネットでも購入できます。このリステリンの効果ですが、歯肉炎の防止や歯垢の蓄積防止に効果があるようです。
私もリステリンについて名前は知っていたのですが、ある日かかりつけの歯科医から、リステリンの試供品を頂きました。歯科医が言うには、私は歯茎が弱く歯槽膿漏になりやすい体質の為、リステリンを使用してみて下さいと勧められたのがきっかけです。実際に歯磨きを終え、リステリンを使用するようになってから、歯茎が腫れることがなくなりました。しかも口臭の予防にもなるようなので、私としては今や生活必需品です。
リステリンを使用すると分かるのですが、口の中にリステリンを含み、30秒くらいすすいだ後に吐き出すと、磨き切れていなかった食べカスなどが出てきます。つまり、磨き残しの汚れも除去してくれるので、なかなかの優れものです。また余談ですが、歯磨きの後にリステリンを使用すると、口の中がスッキリするので爽快です。
歯磨きに加えてリステリンを使用する事で、口内環境のケアをする事は、口臭改善と予防に非常に有効的であると言えます。
まとめ
口臭で悩んでいる気持ちすごく分かります。でも悩んでいるだけでは、いつまで経ってもあなたの息は臭いままです。自分はそういう体質だと諦めずに、口臭の原因を探って、正しい対処方法を探し行動する。これが出来ればあなたの口臭はきっと改善する事でしょう。
口臭が改善されれば、他人と堂々と会話する事が出来ます。口臭を気にしながら会話する不安感から解き放たれます。
この記事では虫歯や歯周病などの病的要因による口臭の改善方法についてお伝えしましたが、もしあなたがこれに当てはまりそうであれば参考にしてみて下さい。